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東京大学総合技術本部長挨拶

来る、平成30年2月15日、16日の両日「第2回東京大学技術発表会」を開催する運びとなりました。

総合技術本部は平成24年4月に創設され、これまでの活動として情報共有のためのホームページの作成、技術職員連絡会議の開催、技術職員研修企画委員会での群別会議の提案などを行ってきました。さらには、平成28年3月に本学の技術職員が職務上で得た専門的知識・技術等を発表する第1回東京大学技術発表会、平成29年3月には2年毎に開催される全国の国公私立大学、高等専門学校及び大学共同利用機関の技術職員が日常の広範囲な技術的教育研究支援活動を発表する総合技術研究会2017を東京大学が当番校として開催するなど、数多くの業務・イベントを実施してきました。これらは、技術職員をはじめ多くの関係者のご協力・ご尽力により実現できたものであり、これまで以上に、大学全体での技術職員相互の関係を深めていく道筋が確立しつつあると考えています。

総合技術本部も設立から6年目を迎えた今、継続的に業務を遂行する段階へと移行しております。本発表会も隔年で開催することを検討しており、今後も技術交流を行える場を安定的に提供したいと考えています。

本発表会は、東京大学の技術職員がその有する新規性、進歩性、有用性のある専門的知識を発表、討議する場です。ここでは、技術職員の日常業務から生まれた創意工夫、秀でた業務実績等の多様な技術的成果を発表すると共に、専門的技術の共有並びに技術職員の交流を通した技術交流を推進する場でもあります。五神総長が打ち出された「東京大学ビジョン2020」には「世界最高の教育研究を支える環境の整備」が謳われており、世界最先端の教育研究活動を直接支えている技術職員の役割は今まで以上に重要になっています。この場を通して、さらなる教職協働と研究教育の推進のために、専門技術の交流と相互啓発を進めていただきたいと思います。

ぜひとも多くの本学技術職員の積極的な技術発表と参加をお願いすると共に、全国の技術職員をはじめとする多くの関係者との活発な交流を併せてお願いします。

光石総合技術本部長写真
総合技術本部長
光石 衛